> 社会福祉法人 幸尋会 様

社会福祉法人幸尋会様は、「働きやすい職場づくり」を目指し、福利厚生やメンタルヘルス対策の体制作りに力を注がれています。それは職員の健康増進が、利用者の方々によりよいサービスを提供することや地域貢献活動につながるという考えに基づいています。
医療福祉業界でメンタルヘルス対策に積極的に取り組まれている、事務長にお話を伺いました。

1.メルスと契約された経緯を教えてください。


『感情労働』と言われる介護業界。当法人も福利厚生の充実(有給休暇の奨励、職員親睦会や職員旅行)など職員へのバックアップ体制を取ってはいましたが、2年前よりメンタルヘルスの不調を訴える職員が顕在化しました。介護品質の向上のため『働きやすい職場作り』が必須と考えてきた当法人としましては、メンタルヘルス対策を喫緊の課題と捉え、『メルス』と契約するに至りました。

2.メルスと契約されてメリットはあると感じていますか?


メンタルヘルスの不調は、業務上の問題(利用者への対応、シフト制勤務、人間関係など)だけでなく、様々な問題が原因となるため対応に苦慮するところですが、当法人の悩みに丁寧に、的確にアドバイスいただける存在は大きいと感じています。そして相談できる専門機関があることに安心感を覚えます。

3.メルスの役割をどう捉えていますか?


職員が「メンタルヘルス」に気軽に向き合えるように、『メルス』の存在感を高めていきたいと思います。その上で気軽に相談できる『こころの主治医』のような役割を担っていただきたいと考えます。

4.今後、メンタルヘルス対策の展開についてどうお考えですか?


昨年はメルスの意見を聞きながら「休職ガイドライン」を作成しました。そのことで安心してメンタルヘルスと向き合える環境を職員に提供できたように思います。
今後のメンタルヘルス対策の柱は、「コミュニケーション」をテーマに、風通しの良い職場の再構築であると考えています。そのために「面談(上司⇔職員)」を励行し、その中で職員は思いを伝え、上司は傾聴することに努めます。そして何かあればいつでも『メルス』に相談できるよう促していきたいと思います。

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